Goo-netの順位下落に見るサイテーションの影響力

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長らく「中古車」のキーワードで1位に君臨していたGoo-netですが、7月中旬に2位に下落、本日ついに3位に落ちています。

2位になった時点ではそれまで2位だったカーセンサーがSEOを頑張って1位にあがった、Goo-netが落ちたというよりカーセンサーが上がったと解釈していたのですが、どうもGoo-netが評価を下げているようです。

Goo-netは6月にアフィリエイトから撤退したのですが、アフィリエイトリンクはバックリンクとしての影響力がないはずです。

順位下落とアフィリエイトからの撤退はタイミングが合うので因果関係があると仮定して、では何が影響したのかな?と考えたとき思いつく可能性が2つあります。

1、アフィリエイトを貼るついでにリンク集などに直リンクが設置されていた。
2、アフィリエイトリンクはバックリンクとしての価値はないが、アンカーテキストや紹介文で「Goo-net」「グーネット」「中古車のGooネット」などと言及されることによりサイテーションのアルゴリズムで評価を上げていた。

1はあったとしても少ないでしょうし、リンク集・相互リンク集的なものでは元々影響が少なかったと思われます。

とすると2のサイテーションではないかと思うのです。
アフィリエイトから撤退したことにより、各種サイトやブログでGoo-netへの言及が急激に減ってしまったため順位を落としたのではないかと推測しています。

サイテーションとは「言及・参照」のことで、ブログやソーシャルなどで言及されること自体を評価するアルゴリズムです。

例えば「日本アフィリエイト協議会」についてブログやソーシャルで言及されていると、そこにリンクが張られていなくても「このサイトは色んな人が言及・参照するような価値のあるサイトである、としてドメインの信頼性があがります。
詳しくは
Googleマップの上位表示要因、「サイテーション」とは
リンクなしの言及、“サイテーション”はウェブ検索のランキングにも影響するのか
“共起サイテーション”がアンカーテキストに取って代わる? 2013年のGoogleアルゴリズム大胆予想

上記仮説が概ね正しいとするとアフィリエイトサイトも「ブランディング」が重要になってくるでしょう。

例えば良いコンテンツを作ってブログやソーシャルで取り上げられても「中古車情報サイト」という記述で言及されては、どのサイトが参照されているのかGoogleは判断できません。

「NCPの中古車情報サイト」ならそれが出来ますので、サイトをブランディングする意味でサイト名は重要になってくるかもしれません。

これで明日Goo-netが1位に戻ってたら大恥だw

ps、広告主さん、アフィリエイトからの撤退はリスクですよ!撤退しないでくださいねw
あとGoo-netさんも是非アフィリエイト再開して下さーい。

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