wordpressプラグイン「a click tracker」導入レポ
サイト内のアンカータグがクリックされるとGoogle Analyticsに記録される、イベントトラッキングの機能をプラグインで簡単に導入できるというものです。
http://wordpress.org/plugins/a-click-tracker/screenshots/
http://accountingse.net/2013/10/694/
私のイベントトラッキング利用状況
主要サイトのアフィリエイトリンクにはアンカータグの最後に「 onclick=”_gaq.push([‘_trackEvent’, ‘カテゴリ’, ‘アクション’, ‘ラベル’]);”」と記載することでデータを取得していました。
サイト内リンクについては上記の作業が膨大になるため手がまわらず、アナリティクスの標準機能でサイト内の遷移を確認していました。
a click trackerを導入
導入方法自体は簡単です。ダウンロードし有効化するだけで設定などは一切なし。
(使い方など詳しくは上記「accountingse.net/2013/10/694/」で確認して下さい。)
いざ使ってみると、すっごい便利です。ちゃんと記録されています。
一つ一つのアンカータグにコードを書き込んでいたことが、たった一つのプラグインで簡単に実現します。
しかも、上述した方法の場合アナリティクスのコードは<head></head>内に書いておかなければ動作しないのですが、このプラグインはアナリティクスコードをフッターなどに書いていても動作します。
課題
いくつか課題がありそうです。
1、記録内容の意味を理解するのに少し慣れが必要。
記録される内容の多くがURLなので「ぱっと見ただけ」では記録の意味がわかりずらいです。
2、WP toutchのようなプラグインでスマホに対応している場合は機能しない。
ワードプレスの構造上仕方ないと思うのですがスマホを計測できないのは痛い。
もちろんレスポンシブなどスマホでもPCと同じテンプレートを使っている場合は問題ありません。
これは私の勘違いでした。
WPtouchでも問題なくトラッキングされます。
3、カテゴリ・アクション・ラベルの項目をカスタマイズしたい。
既にイベントトラッキングを使っていてクリックデータ以外のものを取得しているような場合、「カテゴリ」で「売上げデータ」「クリックデータ」という具合に分けることが出来たほうが見やすい場合があるかと思います。
4、アドセンスは計測できない。
公式ページにもあるようにバリューコマースのバナー広告のようにiFrameを使っているようなケースは計測できないのですが、アドセンスも計測できないようです。
たぶんこれはどうすることも出来ないのかな?おそらく。
で、結局
これまでイベントトラッキングを利用していなかったって方は断然入れるべきです。
このプラグイン入れてメリットはあってもデメリットはない(と思う。)
既に私と同じような形でイベントトラッキングを利用している場合、既存のコードとプラグイン両方で記録されうようです。
なので既存コードを外すか2重に記録されることを頭にいれてアナリティクスを見るかのどちらかでしょうか。
「a click tracker」おすすめです。