「まんがでわかるアフィリエイト」の読後感想文

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「まんがでわかるアフィリエイト」
http://www.abistudio.com/comic/

本の中身は
「アフィリエイトは事業であって時給を貰えるものではないからリスクあるよ」
「儲ける為のツールを売りつける輩がいるから気をつけな!ツールで儲かるわけないでしょ」
「儲ける為の情報(=情報商材)売りつける輩がいるから気をつけな!他人が儲かる方法教えてくれるわけないでしょ」
という初心者がよく間違う、あるいは騙されるケースに対する啓蒙の部分と

「APIは便利だけど使い方に気をつけてね」
という初・中級者向けのアドバイス

最後に著者自身の体験談で構成されています。

 ※他にも実際の記事を書く際に注意すべきことなど実践的なアドバイスも多数あります。

この本に関する書評は既にたくさん書かれており上記URLでも紹介されています。

従って今更私が書評書いても意味なさそうなので、個人的な感想から著者の人物像をご紹介。(と言っても面識ありませんがw)

一番意外だったのは著者の「あびる」氏がプログラマーではなかったこと・・・。

この本読むまで「プログラマーな人」だと思っていました。

私があびる氏を知ったのは2010年に開催された「関西SEOサミット」での事でした。

この時にあびる氏が1セッション担当され「API面白いよ」って話をされたのです。

それまでAPIなんて自分に関係ないと思っていたのですが、この話を聞いた晩にASPがサンプルコードを配布していることが分かり、それを改造し1サイト立ち上げました。(2ヶ月ほどの間に30万ほど儲かりました=内緒)
その後も少しずつ「出来る事」を増やしていって、今では売上げの半分近くがAPI絡みのものになっています。

あびる氏の運営するサイトもAPIやプログラムを駆使したものなのでプログラマーなのだと思い込んでいたのです。

本書を読むと氏もプログラム知識ゼロからスタートされたとのことで、プログラムを覚えるのも「配布されているプログラムを改造するところから入ると良い」旨、述べられています。
知識より実践ということかと思いますが、私も未だにプログラムの知識はゼロです。w

つまり氏も私も知識ゼロから始めてプログラムやデザインなど知識と経験を積み上げて現在に至っているということです。(レベルがかなり違いますが)

なので初心者でも5年後に「あびる」氏になれる可能性があるのも事実なら、一方でツールを使ったり情報を教えてもらう程度のものでは儲けられないのは本書に書かれている通りです。

ビジネスというのは自らが付加した価値以上には儲けられないのです。(by成瀬)

儲ける為の情報を買おうとか、ツールを使って手っ取り早く稼ごうなどと一度でも考えたことがある方は、無駄なお金を使う前に本書を読まれることをおススメします。
1500円の投資で騙されずに済むだけでなく「アフィリエイトで稼ぐ」ことがどういうことなのかイメージできると思います。

「まんがでわかるアフィリエイト」
http://www.abistudio.com/comic/

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